小学校入学までには正しく身につけさせたいのが箸の持ち方です。
1~2歳でスプーンを使い始めたら、3段階にスプーンの持ち方を変えていきます。
①上手持ち → ②下手持ち → ③ペンシルホールド
5本の指が独立して動き、ピースサインができるようになる頃が、完成形の「ペンシルホールド」に移行する目安。指で鉄砲の形を作り、その上にスプーンを乗せて親指と人差し指でつかむように教えます。
「ペンシルホールド」ができるようになったら、箸を使う段階で、3~4歳が適齢期。
薬指の上に1本目を固定してから2本目をペンシルホールドする方法がわかりやすいと思います。
変な癖がついてしまうのを防ぐために、最初は大人が毎回見てあげることが大切です。また、箸を持ち始めたら、刺し箸(食べ物を箸に刺して食べること)や寄せ箸(器を箸で移動させること)、渡し箸(皿の上に箸を置くこと)といった、してはならない作法についても少しずつ教えていきましょう。
産経新聞「子育て・教育」記事より
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