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脳の機能発達

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 一つひとつの脳細胞の役割は、情報の受渡しである。脳細胞からでている突起(軸索)が、情報の連絡網の役割を担っている。情報は、軸索のなかを電気信号で伝わり、隣接した細胞にはシナプスから神経伝達物質を分泌して情報を伝える。そして、脳全体として自己の身体調整能力を担っている。
軸索は、グリア細胞が作る髄鞘という膜をかぶることによって、情報をより早く、より正確に伝えるようになる。この髄鞘化は、脳細胞の成熟を意味しており、部位により異なるが、乳幼児期に盛んに行われる。たとえば、手足の運動神経では、満1歳ころ大人と同程度に発達する。
 脳細胞や神経回路は、遺伝的に決められた範囲内でのみ機能、成熟していく。しかし、実際に使用されて機能するのは、それらの10%以下である。どの部分がどのように成熟、発達していくかは、子どもの時にどのような有効な刺激が加わるかによって決まる。それを援助できる良好な保育環境を整えることが望まれる。使われない脳細胞や回路は消滅し、よく使用される部分はさらに発達すると考えられている。
<出典:国立成育医療研究センター>

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このページは、有松が2013年6月16日 17:59に書いたブログ記事です。

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