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モース

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 エドワード・シルベスター・モース(1838年6月18日~1925年12月20日、モールスと表記されることもある)は、明治初期の東京大学で生物学を講じたお雇い外国人である。大森貝塚(東京都大田区・品川区)を発見したことで知られる。
また、モースは当時の日本の家庭の様子、家族の絆などを『日本その日その日』に著した。
 『日本その日その日』には「世界中で、両親を敬愛し老年者を尊敬すること、日本の子供に如(し)くものはない」「母親が赤ん坊に対して癇癪(かんしゃく)を起こしているのを一度も見ていない」「日本人の母親ほど辛抱強く愛情に富み、子供につくす母親はいない」と書かれている。
しかし今の日本の親子関係はどうか。父親を尊敬する日本の中高生は39%、米国は93%、母親を尊敬する日本の中高生は43%、米国は95%と大きな差がある。また20~34歳の既婚女性の4分の3が「子供といるとイライラする」と答え、「親は子の犠牲になるのはやむなし」と答えた親は、日本は38・5%(世界の平均は73%)で73カ国中72番目だという。
「美しい国・日本」の親子関係、家族の絆(きずな)は一体なぜこのように崩壊してしまったのか。
今、教育再生が叫ばれている。教育再生が必要のは学校教育ばかりではない。むしろ、家庭教育こそ立て直しを急がなければならない。
 幸い、改正教育基本法第10条(家庭教育)に「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」と明記された。また、教育再生会議第1次報告には次のように書かれている。「教育委員会、自治体及び関係機関は、これから親になる全ての人たちや乳幼児期の子供を持つ保護者に、親として必要な『親学』を学ぶ機会を提供する」
 モースが「日本の家庭の絆は世界で一番である」と、世界中に広めたあの「美しい国・日本」を取り戻したいものである。(まごころ保育園園長)
(産経新聞:平成19年2月26日参照)

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このページは、有松が2009年10月 4日 07:45に書いたブログ記事です。

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