「みんなでつくる子育て辞典」は子育てに関する情報集です。

反応性愛着障害

| コメント(0)

 反応性愛着障害は、子どもが生後数年間に受けるべき健康な養育が阻害され、逆に病的な親の養育のために子どもに健康な愛着形成がなされず、後の対人関係のあり方が障害されるものである。その病的な養育のあり方は、安心や寛ぎを求める子どもの基本的な情緒的欲求を持続的に無視したり、抱っこやあやしなど子どもの基本的な身体的欲求を持続的に無視するものである。また、養育者が安定せず、繰り返し代わってしまうことによって安定した愛着形成が阻害される場合がふくまれる。特に5歳前からこのような病的な養育を受けると、子どもに反応性愛着障害が生じやすい。

 このような病的な養育を受けて育つ子どもが示す病的な対人関係のあり方は、①抑制型(他人に対してすごく内気で警戒的で、時に両価的な態度を見せる。そのため誰とも愛着関係を形成できない。)と②脱抑制型(愛着が散漫で、無分別な社交性が認められる。そのため誰にでも愛想を振りまく一方で、特定の大事に人にしっかりと愛着を形成できない。)に分類される。
(北海道こども心療内科氏家医院氏家武氏講話より)

コメントする

このブログ記事について

このページは、有松が2010年3月31日 22:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「春が来た」です。

次のブログ記事は「母親の食事パターン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 5.14-ja
Powered by Movable Type Pro